Chapter 66 人知を超えた存在

Chapter65で、わたしの心臓発作を、『今、ここ』の実体験として紹介いたしましたが、その後日談を紹介いたします。
わたしの日課は、午前3時に起床して執筆活動することから始まります。
書いている作品によって終了する時間は変わりますが、今は、「夢の中の眠り」を中心に、「ヤングアメリカ」と「詩集薪の音」だけですから、午前5時頃には、その日の執筆は終わります。
午前7時から始める日課の運動までの間、インド哲学の読書をもう30年近くしています。
そして午前7時から、外へ出て約1時間半の決められたメニューの運動をします。
今はランニングの代わりに散歩にしていますが、そのあと、腕立て伏せ500回、腹筋500回、スクワット100回、懸垂100回が今のメニューです。
午前8時半に戻って来て、それからシャワーを浴び、午前8時間45分から30分間瞑想をします。
それから朝食となるのが、朝の日課です。
雨、嵐の日でも、心臓発作が起きても、日課は必ずすることに決めていますので、昨日も、心臓発作の中、このメニューをこなしました。
もちろん、いつものようにスムースには出来ません。
やっと朝の日課を終えて、さすがに朝食は採れず、ベッドに横になってしまいました。
そしてウトウトしていると、急に心臓の鼓動が早くなり始め、気分が悪くなり、横になっているのが苦しくて、ついベッドから離れた瞬間、気を失ってしまったのです。
「ガアアン!」という音で気がつきました。
唇と鼻から血が出ているのです。
どこで倒れ、どこに打ったのか全然わからないのです。
それから、およそ10時間ベッドの中で、ただ我慢しておりました。
そして、シャワーを浴びに行く前に、日課の腹筋運動をまた500回して−腹筋運動は一日三回計1500回が日課です−シャワーを浴びている最中に発作は治まりました。
発作が起きる度に、『このまま、永遠に治まらないのではないだろうか』と思うので、発作が治まると、さすがにホットします。
今回は、失神までしてしまう始末で、打ちどころが悪かったら大変なことになっていたでしょうが、幸い軽傷で済んだようです。
左手にも傷があったので、多分反射的に左手で身体を守ってくれたのだと思います。
実は右手親指を怪我していたものですから、左手が勝手に動いたのでしょう。
そして、ホットした気分でコンピュータを開けて、Chapter65を配信したのです。
そうすると、わたしの知り合いで、つい最近リタイアーした方からメールが入りました。
ご夫婦とも天理教の信者の方で、わたしの心臓発作を心配されて、日本時間の午後7時に神棚に向かって、ご夫婦でお祈りをして下さるというのです。
わたしも、メールに書かれてある、お祈りの言葉を、目を瞑って唱和しました。
そしてお礼のメールを入れましたら、同時に、その方からもメールが入り、4月24日は月例祭で、その前日にこのような出来事があったことは、とても有り難いことだと、お礼を言われるのです。
わたしがお礼を言うのが当り前なのに、その方からお礼を言われる。
何か心が洗われる想いでした。
そして心臓は穏やかになってくれたようです。
今、わたしは思っています。
『やはり何かに生かされているんだ!』
何かは、その人それぞれの考え方があるでしょう。
わたしは、人知を超えた存在と考えています。
それを自然と言ってもいいでしょう。
それを神と言ってもいいでしょう。
ただ、人知を超えた存在を認めない傲慢な人間だけにはなりたくないと思います。