第九章  忍者・武蔵

武蔵は 眠っているときでも気配を感じる

ある夜 和尚が武蔵の部屋を襲った

まったく 武蔵は気配を感じなかったのだ

そして武蔵は 和尚に布団でくるまれ 大きな杉の木に吊るされた

一晩 杉の木に吊るされていた武蔵は 朝焼けの前に一案を計じた

するっと 力を抜くと体ごと木に下に落ちた

さっと 体をかわして 武蔵は着地した

その足で 和尚の部屋に 忍び込んだ

朝 和尚が目を覚ますと 自分が 杉の木に吊るされていた

和尚は これは たまらんわい と言って大笑いした