第二十四章  武蔵・京都

尾張の中村で出会った 武蔵と日吉老人は 京に向かった

京は 武蔵が21才のときに 一乗寺で吉岡一門を破った処

日吉老人も 八幡大名神の洞が峠で 天下を取った処

ふたりの 天下取り弥次喜多道中が 京から始まる

そこで まずは大徳寺の信長さまの 廟にお参りに行った

大徳寺は 一休さんがいた処

一休さんは 後小松天皇のご落胤

その大徳寺のすぐ傍に 大日本国王の鹿苑寺がある

後小松天皇と大日本国王の義満は 隠れた歴史の主役たち

日吉老人は 隠れた歴史を知っていた だから大徳寺にまず行った

そして その後 鹿苑寺に武蔵を連れて行った

義満は 一休さんを師と仰いでいた

武蔵は 日吉老人に尋ねてみた

後小松天皇と 義満は 犬猿の仲 

それなのに どうして 天皇の子である 一休さんを義満は師と仰ぐか

日吉老人は 笑って答えた

それが歴史の顔と仮面 嘘と事実が半々

その嘘の仮面を剥がすため 武蔵と日吉老人の弥次喜多道中は始まった