公私混同はもう許されない「けじめをつけろ、責任者!」 谷沢永一・日下公人 共著 より抜粋

権力の私物化に国民の怒りが向けられる年です。
一番明快なのは、「天下り反対の年」になる。
民間自身がリストラをやっているのに、この上なんで役人まで頂戴しなければならないのか。
天下りの押し込み活動のひどさというのが目に余るようになるでしょう。
たとえば勤務時間中に官房長官、秘書課長、大物OBであれば次官が依頼に走り回っている。
相手の会社まで役所の車に乗って、「この人を採ってくれ」。
これはおかしい。
しかも押し込み活動のときに言うセリフが「わが省とのパイプを太くなさってはいかがですか」つまり「パイプが太くなると、おたくにとって良いことがありますよ」という意味だから、はっきりと特別待遇を暗示しているんです。
「あなたの会社には、さじ加減をしてあげますよ」と言っているんです。
行政の根本生命は「公平」であるはずなのに、「不公平」を売りものにしているんです。
局長以上のポストにゴリ押しで居丈高な人が多いのは、民間がけじめのないことを飲んでしまったからですね。
大蔵省は27才で税務署長にするから、接待漬けで良識を失った人になる。
だから昇進の特急券待遇をやめようという意見がある。

もうこんな国は一度潰した方がいい!