はじめに

粒子と反粒子が衝突すると対消滅して、光が誕生する。
要するに、
プラスのものとマイナスのものなら何でも衝突すると対消滅して、光が誕生する。
そして、
現在の宇宙には物質ばかりで、反物質は存在しないが、嘗ては、反物質も存在していた、と現代科学は言う。
では、
光が誕生する前は暗黒だったのだろうか?
言い換えれば、
暗黒世界がはじめにあって、その後、光世界が誕生したというのだろうか?
137億年前に起こったビッグバンによって、われわれの目の前に展開する宇宙が誕生した、とするのが最新現代科学の結論だ。
それなら、
137億年前以前の世界は一体どんな宇宙だったのか?
ニュートンやアインシュタインなら、それは神の世界の領域だ、と言うだろう。
最新現代科学でも、それは人知の及ばない世界だ、と言う。
それなら、
科学も宗教も同じ穴の狢(ムジナ)に過ぎない。
21世紀はあらゆる宗教が消え去るだろう。
それなら、
宗教と同じ狢(ムジナ)にならない科学を産み落とすしかない。
哲学は形而上学(Metaphysics)であり、科学は形而下学(Physics)であった。
現に、
物理学は(Physics)であったから、哲学的物理こそ(Metaphysics)のはずだ。
それを「哲学的科学(Metaphysical Science)」の誕生と呼ぼう。
では、これから先ず哲学的科学(Metaphysical Science)の産声を聞いて頂こう。
まさに、
「誰でもわかる科学」の産声を聞いて頂こう。


2014年9月1日 木村順治


第一部 (光と暗黒) 第二部 (善と悪) 第三部 (生と死)
第一章 はじめに暗黒ありき 第一章 はじめに悪ありき 第一章 必要善 & 必要悪
第二章 科学を見なおす時代 第二章 心の王国 & 心の奴隷
第三章 学問を見なおす時代 第三章 はじめに言葉などなかった
第四章 人間の一番大事な問題 第四章 言霊と言葉
第五章 人間の大人と子供の違い 第五章 言葉の意味するもの
第六章 自覚ない人間の大人 第六章 言葉の見直し
第七章 人間の大人はみんな記憶喪失症 第七章 宗教が元凶
第八章 記憶のはじまりが認知症のはじまり 第八章 錯覚生きものの誕生
第九章 養護施設より姥捨山が要る 第九章 宗教は間違いなく消滅する
第十章 二種類の人類(猿と猿人) 第十章 科学は消滅するべき
第十一章 進化現象は苦の倍増現象 第十一章 宗教・科学のない社会
第十二章 ねばならない人生 第十二章 宗教・科学に代わるもの
第十三章 ねばならない人生→こうしたい人生→『今、ここ』を生き切る人生 第十三章 情報化社会=共通言語社会
第十四章 時間に縛られない人生 第十四章 唯一言語社会
第十五章 継続行為力=潜在能力 第十五章 分裂社会
第十六章 人間みんな不能者 第十六章 無意識社会
第十七章 最悪の高齢化社会 第十七章 病的社会
第十八章 絶望=希望 V.S.希望=絶望 第十八章 無自覚社会
第十九章 絶望は希望の星 第十九章 無自覚社会から自覚社会へ
第二十章 光の世界から暗闇の世界へ 第二十章 睡眠の存在意義


おわりに

睡眠を減らす度に、死の実相の理解に一歩近づくのである。

いちばん うしろから ついていく どぶネズミが 前のに 訊ねた

一体どこに向かって走っているのだろう

前のどぶネズミは 前が 走っているから ただ ついて行くだけ と言った

だけど、気になるので その前の どぶネズミに 訊ねた

一体どこに向かって走っているのだろう

その前のどぶネズミも おなじ 返事をしたが 気になった

そして 前のどぶネズミに 訊ねた

一体どこに向かって走っているのだろう

とうとう 一番前のどぶネズミのところまできた

一体どこに向かって走っているのだろう

先頭を走るどぶネズミは だれにも 訊ねることができない

うしろからついてくるから ただ 走っているだけ と答えた

その答えが 一番うしろのどぶネズミに 伝わった

そりゃあー ないだろう と言った 途端

前の どぶネズミたちは 断崖から まっさかさま

ただ 一匹 そのどぶネズミは 呆然と立ちつくして

ああ 一番うしろでよかった

損得勘定ばかりに長けている現代若者ほど醜い生きものは史上嘗てないだろう。だから、見た目が小汚い格好が流行するのである。
まさに、どぶネズミ・ファッションである。
流行自体が、不細工さ加減の象徴だったのである。
だから、日本人は流行に敏感なのである。
人口の異常な多さが諸悪の根源なのである。
団塊の世界は、アメリカや日本だけの十八番(おはこ)ではない。
21世紀は、あと20年しかないのである。
21世紀は末世の世紀ではなく、夜明けの世紀にしなければならないのである。
まさに、災い転じて福と為す世紀にしなければならない。
みんなと同じでないと不安になるスマホに耽けている現代人は、大衆の極み現象に他ならないのである。
異端では不十分で、異能になってこそホンモノである。
ニセモノのくせにホンモノと思い込みたいのが大衆の性癖なのである。
スマートフォーンに夢中になっている現代人は、まさに、自分で自分の力によって内から思い出すことをしないようになっている証左である。


平成27年5月23日 新田論