第九十四章 超歴史観の意義

歴史とは、文字通り、暦、すなわち、時系列出来事史だったが、形骸化した結果、出来事の内容よりも、時系列推移だけを論じる学問になってしまっている。
ところが、
時系列推移だけを論じるようになると、出来事の内容が歪められてしまう危険性があることを、歴史学者はわかっていなかったのです。
嘗て、学問を総称したものが哲学である時代では、この事実は常識でした。
ところが、専門化した歴史学に成り下がった時点で、この事実が忘却の彼方に追いやられてしまったのです。
そして、この間違いは他のあらゆる学問においても起こったのです。
爾来、科学は本質的に間違った学問に成り下がってしまったのです。
そして、歴史学においても然りなのです。
まさに、
超学問が望まれる時代になったのです。
まさに、
超歴史観が望まれる時代になったのです。