第八十九章 文明の正体

文明社会は、12、000年前に狩猟型社会から農耕型社会への移行にはじまった。
従而、
文明を進化とするなら、狩猟型社会から農耕型社会への移行は進化ということになるでしょう。
言い換えれば、
自然社会から人間社会への移行は進化ということになるでしょう。
更に言い換えれば、
一元論社会から二元論社会への移行は進化ということになるでしょう。
ところが、
二元論の落とし穴であるボタンの掛け間違いとは、文明の黎明期に起こった間違い、すなわち、農耕型社会の間違いにある。
現に、
農耕型社会になってから、差別・不条理・戦争が行われるようになったのが、何よりの証左である。
そうすると、
差別・不条理・戦争が行われる農耕型社会の方が、差別・不条理・戦争が行われない狩猟型社会よりも、進化していることになるでしょう。
まさに、
文明の正体に他ならないのです。