第八十八章 二元論の落とし穴

一見二律背反するものどうしは、実際には補完することが、二元論の真理に他ならない。
天国と地獄という一見二律背反するものどうしは、実際には補完することが、天国・地獄二元論の真理に他ならないのです。
この真理は、一体何を意味しているのでしょうか?
まさに、
一神教の元祖ユダヤ教の啓典である旧約聖書「創世記」のアダムとイヴの物語こそ、人類のボタンの掛け間違いを象徴しています。
万物の創造神、つまり、全知全能の神は、人類の皇祖であるアダムとイヴがエデンの園にある禁断の実を食べた結果、エデンの園を追放した。
ではなぜ、食べてはいけないような代物をわざわざ全知全能の神は創造したのでしょうか?
そもそもこの矛盾こそ、ボタンの掛け間違いに他なりません。
エデンの園に、食べてはいけないモノを、何故わざわざ創造したのでしょうか?
では、
善悪の判断をする実が、なぜ禁断の実なのでしょうか?
では、
善悪の判断をするどこが悪いのでしょうか?
まさに、
善を好いものとし、悪を好くないものと判断することが悪いと言っているのです。
逆に言えば、
善は悪の不在概念、すなわち、映像(幻想)に過ぎず、悪こそ実在するものである、と判断できないのが問題だと言っているわけです。
まさに、
ボタンの掛け間違いを最初にしたわけです。
まさに、
二元論の落とし穴に落ちてしまったのです。
まさに、
二元論の落とし穴とは、ボタンの掛け間違いを最初にしたことに他ならないのです。