第七十二章 実体

被鑑賞者(witnessed)という現象の背景に、鑑賞(witnessing)という実体があり、その間に、鑑賞者(witness)という本質(真理)がある。
まさに、
本質がこの間に隠されている。
まさに、
歴史においても現象・実体・本質という弁証法的、すなわち、階層的に語らなければならない時代がやってきている証明です。
なぜなら、
二十一世紀は、高度情報化時代だからです。
そして、
二十世紀までは、現象を事実のように語る(騙る)歴史観だったからです。
ところが、
事実を事実と語れば、その事実は時系列的に、真実に橋渡しされていき、本質(真理)に辿り着くことができるが、事実を事実と騙れば、その嘘は時系列的に、真実に橋渡しされない結果、永遠に真理に到達することはないのです。
従而、
現象の背後にある実体の歴史を語らなければならない時代が、二十一世紀にやってきたのです。