第七章 必要悪の階層

人間の存在自体が、地球(自然)にとっての必要悪の典型モデルに他なりません。
そして、
必要悪の典型モデルである人間には、生きるという、これまた、必要悪の典型モデルがあります。
更に、
人間の生きるという必要悪には、睡眠という、これまた、必要悪の典型モデルがあります。
まさに、
必要悪が、階層構造を持っている証明に他なりません。
言い換えれば、
必要悪が、人間→生きる→睡眠と階層構造になっている。
では、
必要悪と二元論を成す不要善も、階層構造になっているのでしょうか?
ところが、
不要善は唯一性の一元世界ゆえ、階層構造にはなっていないのである。
従而、
必要悪・不要善二元論とは、不要善が実在し、必要悪は不要善の不在概念に過ぎないのです。
まさに、
階層構造になっている世界とは、唯一性を持っていない映像の世界の証明に他ならないなのです。
表現を換えれば、
実在する自分の前後に置かれている鏡に映る実在する自分の映像、すなわち、不在概念は無数の映像に他ならない証明なのです。
そして、
人間社会だけにある歴史の概念も、階層構造を持っているはずなのに、恰も、唯一の歴史のように伝えられてきたのが実体です。
従而、
歴史とは、本来、階層構造を持っているはずです。