第六十六章 ボタンのかけ間違った歴史

人類の歴史は、何処かで何かが間違っていたのではないだろうか?
現に、
われわれは、加齢と共に老け、病気になりやすく、死に近づいている事実が歴然と眼前に横たわっていることは確かです。
そうであるなら、
宇宙は収縮し続け、人類は退化し続けているはずではないのでしょうか?
若しくは、
宇宙は膨張し続け、人類は進化し続けているなら、われわれは、加齢と共に老けることは無く、病気になりやすくなることも無く、死に近づいていることも無いはずです。
言い換えれば、
宇宙は膨張し続け、人類は進化し続けているなら、われわれは、加齢と共に老けることは好いことで、病気になりやすくなることも好いことで、死に近づいていることも好いはずです。
果たして、
ボタンのかけ間違いをした歴史は一体どっちでしょうか?