第三十六章 客観性に基づく常識(その7)

・あなたは盗んではならない。
主観性に基づく戒めに他なりません。
現に、
盗む行為は窃盗罪として、人間社会の掟、すなわち、法律では厳しく罰せられるのです。
ところが、
自然社会では、窃盗行為は日常茶飯事なのです。
なぜなら、
6億2000万年前に、捕食する生命体が誕生して以来、地球上、すなわち、自然社会では、盗む行為は日常茶飯事なのです。
現に、
現代人のわれわれでも、日々、他の動物や植物から、「食べ物」として盗む行為をしているのです。
だが、
この行為は、窃盗罪として罰せられないのです。
では、
客観性に基づく戒めなら一体どうなるのでしょうか?
まさに、
食べ物としての盗む行為は許されるのです。
逆に言えば、
捕食以外の目的での盗む行為は断じて許されないです。
そうすると、
主観性に基づく戒めである、
・あなたは盗んではならない。
に対して、
客観性に基づく戒めは、
・あなたは捕食以外の目的での盗む行為は断じて許されない。
ということになるでしょう。