第三十五章 客観性に基づく常識(その6)

・あなたは姦淫してはならない。
主観性に基づく戒めに他なりません。
現に、
姦淫行為は姦淫罪として、人間社会の掟、すなわち、法律では厳しく罰せられるのです。
ところが、
自然社会では、姦淫行為は日常茶飯事なのです。
なぜなら、
20億年前に単細胞生命から多細胞生命が誕生して以来、地球上、すなわち、自然社会では、姦淫行為は種の保存本能なのです。
現に、
現代人のわれわれでも、日々、種の保存本能行為として、姦淫行為をしているのです。
だが、
この行為は、姦淫罪として罰せられないのです。
では、
客観性に基づく戒めなら一体どうなるでしょうか?
まさに、
種の保存本能としての姦淫行為は許されるのです。
逆に言えば、
種の保存本能以外の目的での姦淫行為は断じて許されないのです。
そうすると、
主観性に基づく戒めである、
・あなたは姦淫してはならない。
に対して、
客観性に基づく戒めは、
・あなたは種の保存本能以外の目的での姦淫行為は断じて許されない。
ということになるでしょう。