第三十三章 客観性に基づく常識(その4)

・あなたの父母を敬いなさい。
主観性に基づく戒めに他なりません。
産みの親としての父母の概念は、地球誕生後、約26億年後の20億年前の真核細胞の誕生による多細胞生命体以降のものであって、約40億年前の初の生命体である単細胞生命体においてはなかったのです。
まさに、
自分の肉体の誕生は母親の胎内で受精、もしくは、母親から産まれ落ちた直後であるにも拘わらず、意識(記憶)の発生はずっと後であるように、地球上の生命体誕生の歴史の中で、産みの親としての父母の概念は、はるか後代のものであって、生命体誕生にずっと関わってきた産みの親は、まさに文字通り、母なる大地・地球以外にはないのです。
では、
客観性に基づく戒めなら一体どうなるでしょうか?
まさに、
母なる大地・地球こそ、われわれの産みの親なのです。
そうすると、
主観性に基づく戒めである、
・あなたの父母を敬いなさい。
に対して、
客観性に基づく戒めは、
・あなたは母なる大地・地球を敬いなさい。
ということになるでしょう。