第二十三章 選民思想=最悪の二元論思想

選民思想の正体は、極度の差別意識に他ならない。
まさに、
人間社会だけに、差別・不条理・戦争が繰り返される根源に選民思想が潜んでいる証明に他ならないのです。
人類史上の最大の悲劇を譬えてみれば、
ナチス・ドイツによるユダヤ人大虐殺事件が、先ず挙げられるだろう。
アメリカによる日本への原爆投下事件が、先ず挙げられるだろう。
まさに、
悲劇の主人公に共通するのは、選民思想を持っている点にあるのです。
神との契約によって、カナンの地、すなわち、パレスチナを与えられたとするユダヤ教の選民思想。
万世一系の天皇家は神の子孫とする皇国史観を信じる日本神道の選民思想。
まさに、
これらの思想は、他の民族に対する差別思想以外の何者でもないのです。
だから、
他の民族から忌み嫌われるのです。
まさに、
差別する者はみんな差別されることを恐れて差別しているのです。
差別など恐れない者こそ差別をしないのです。
不条理する者はみんな不条理されることを恐れて不条理しているのです。
不条理など恐れない者こそ不条理をしないのです。
戦争する者はみんな戦争されることを恐れて戦争しているのです。
戦争など恐れない者こそ戦争をしないのです。
従而、
選民思想とは、恐怖がその源泉にあるのです。
まさに、
ユダヤ教の思想の源泉に、3700年前から3000年前までのエジプトでの奴隷生活があったからだ。
更に、
バビロン捕囚による紀元前586年から538年までの奴隷生活があったからだ。
一方、
モンゴル帝国による二回に亘る日本への侵略(元寇の役)から神風が吹いて守ってくれたと迷信する選民思想が、やはり日本にもあったからだ。
まさに、
差別する者はみんな差別されることを恐れて差別しているのです。
差別など恐れない者こそ差別をしないのです。
不条理する者はみんな不条理されることを恐れて不条理しているのです。
不条理など恐れない者こそ不条理をしないのです。
戦争する者はみんな戦争されることを恐れて戦争しているのです。
戦争など恐れない者こそ戦争をしないのです。
まさに、
選民思想には、恐怖がその源泉にある証明に他なりません。
言い換えれば、
幸福を追い求め、不幸を忌み嫌う恐怖観念がその源泉にある。
天国を追い求め、地獄を忌み嫌う恐怖観念がその源泉にある。
神を追い求め、悪魔を忌み嫌う恐怖観念がその源泉にある。
そして、
金持ちを追い求め、貧乏を忌み嫌う恐怖観念がその源泉にある。
従而、
選民思想は、守銭奴の巣窟を生む思想に他ならないのです。
まさに、
ユダヤ人が守銭奴として世界から嫌われる所以がここにあるのです。
まさに、
日本人がエコノミックアニマルとして世界から嫌われる所以がここにあるのです。