第二十二章 選民思想の恐ろしさ

組織の時代と言われてきた二十世紀までの人間社会は、勘違いの世界に他ならなかった。
そして、
そんな勘違いの世界を構築してきた人間社会とは、いわゆる先進社会、すなわち、近代以降の西欧列強社会に他ならず、明治以降の日本も東洋社会であるにも拘わらず、先進社会という勘違いの世界に他ならなかった。
まさに、
明治維新の正体とは、徳川支配の江戸時代以降の日本国民を洗脳するための道具に他ならなかったのです。
そして、
洗脳の目的とは、天皇を生神と崇める「皇国史観」に他ならなかったのです。
そして、
その結末が、世界で唯一の被爆国家の誕生なのである。
まさに、
日本人の被爆体験とは、神との契約によって選ばれた民であると自負するユダヤ人の選民思想がユダヤ人大虐殺の歴史を繰り返してきた悲劇と本質においては同じ証です。
逆説的に言えば、
日本人の被爆やユダヤ人の大虐殺事件といった悲劇の原因は、自分たち民族と他の民族の間の極度の差別意識が起因していることに他ならないのです。
そして、
選民思想とは、差別意識の極限思想に他ならないのであり、文明社会の黎明期以来一貫した支配・被支配二層構造の世襲・相続の差別社会の支配者側にとっては、断じて許容できない連中に映り、その結果、まさに、撲滅すべきゴキブリ民族に見えるのです。
まさに、
選民思想の正体は、極度の差別意識に他ならない証なのです。