第十一章 相対歴史→絶対歴史

階層構造の歴史は、過去→現在→未来という一方通行の心理学的時間の矢における過去から記述される歴史観であり、相対的歴史観と言ってもいいでしょう。
まさに、
階層構造を持つ歴史とは、時系列記述の出来事の羅列に他ならず、時間が相対的、すなわち、階層構造を持つ限り、宿命的である。
一方、
階層構造の歴史観の終着駅は、常に、『今、ここ』に他なりません。
まさに、
相対的歴史観の行き着く先が、絶対的歴史観の出発駅に他ならないのです。
言い換えれば、
相対的歴史観は、振り子運動的歴史観であり、『歴史は繰り返す』歴史観に他ならないのです。
一方、
絶対的歴史観は、円回帰運動的歴史観であり、相対的歴史観、すなわち、二元論的歴史観から、絶対的歴史観、すなわち、三元論的歴史観に円回帰する歴史観に他ならないのです。
まさに、
相対的とは二元論的であり、振り子運動的であり、水平時系列的である証左に他ならないのです。
絶対的とは三元論的であり、円回帰運動的であり、垂直時系列である証左に他ならないのです。