第百章 学ぶ価値

事実を積み重ねた真実を知ることが、学ぶことの意義に他ならない。
極論すれば、
事実を積み重ねた真実を知ることが学ぶことの意義に他ならないのなら、学ぶことの意義とは哲学の意義に他なりません。
まさに、
学ぶ=哲学に他なりません。
2500年前の古代ギリシャでは、数学(幾何学)も物理学も歴史学も哲学という学問で総称されていました。
ところが、
人間復古(ルネッサンス)と謳いあげた近代から、人類は錯覚の道を歩みはじめ、自然を支配しようとする不遜な考え方に至った結果、学ぶことの真の意味を忘れてしまった。
錯覚の道を近代科学の名の下に切り開いたのが、ニュートンであり、ダーウィンであり、アインシュタインであり、ハイゼンベルグに代表される量子力学だったのです。
そして、学ぶ意義を忘れてしまったわれわれ現代人は、学ぶ価値を見失ってしまったのです。
畢竟、
生きる意味を見失ってしまったのです。「生きる意味」−完−