決別二十四日目

高級官僚には、文官と技官と二種類の役人がいる。
国土交通省(前建設省)・農水省・厚生省は、技官の高級官僚で殆どが占められているが、彼らの就く最高ポストは局次長までだ。
局長、次官クラスはすべて文官で占められている。
実際に仕事をしているのは技官たちで、重要ポストに就けない技官のエリートたちは不満を抱いている。
そこで、財務省の指導によって金力と権力の分離が為されて来た。
財務省主計局の権力の源泉がここにある。
毎年の歳出の予算編成において、国土交通省・農水省・厚生省から提出される予算申請をそのまま受理することが暗黙の了解事項になっている。
1円たりとも申請額をカットしない約束事が、財務省主計局との間で取り決めされており、その見返りとして重要ポストは文官に譲ることになっているのだ。
金力を得た技官たちは、あり余る彼らの金−国民の血税だが−を民間企業に垂れ流すことで天下りの約束をさせ、退官後の贅沢三昧の生活が保証されるわけだ。
退官するまでの彼らの住宅は質素な官舎だが、退官後天下りしてからの住居はまさに大邸宅だ。
局次長クラスの技官が退官した後のポストとして自民党公認の参議員議員の席が用意されている始末だ。
参議員選挙で比例代表上位ランクに推挙された彼らは、汗一粒掻かないで当選する。
金力を放棄した文官たちは、局長ポストや次官ポストから民間大企業への天下りが保証されている。
国民の血税がこのベルトコンベアーシステムによって彼らのポケットに流れ込んでいる。
歳入の如何に拘らず前年比歳出予算は絶対にマイナスにならないように維持し続けて来たのが財務省(大蔵省)主計局だ。
40兆円程度の税収入でありながら、80兆円余りの予算を組んで血税に加えて国債で吸い上げた国民の金を垂れ流している。
財政赤字はその積み上げだ。
先ずは日本国民ひとり一人から・・・納税義務と決別することである。