決別十二日目

日本人はいま閉塞感の中で生きている。
経済のパラダイムが変わったことに気づかず、以前と同じやり方を変えずにいる。
現代社会の経済理論は欧米社会が構築したものだ。
間違った治療をすると病気はどんどん悪化する。
アメリカという国が経済のアップダウンがあっても必ず回復するのは、治療方法を知っているからだ。
彼らの治療方法は対症療法である。
実にタイミングよく手を打つ。
それが対症療法の決め手だ。
パラダイムが変わったらすぐに手の平を返す。
それが彼らのやり方だ。
日本のやり方は真面目にこつこつと根治療法をする。
西洋医学の対症療法より東洋医学の根治療法が最近見直されているが、経済の世界ではそうは行かない。
経済のメカニズムを創出したのは彼らであり、治療方法は対症療法だ。
彼らの手法でやるなら、後手ばかりを取る。
我々独自の療法で先手を取らなければならない。
対症療法と根治療法を併用することだ。
対症療法の対象は高齢者であり、根治療法の対象は子供だ。
先ずはお年寄りと子供たちから・・・閉塞感という病気と決別することである。