決別十一日目

イスラム社会が何故グローバリズムに反旗を翻すのか、もちろん敵国イスラエルがグローバリズムの巣窟であることも大きな理由であるが、石油精製事業と卸売を請け負っている国際石油資本からの自立が真の目的だ。
イスラム社会はそのストイックな回教が理由で国際社会からのけ者にされているという論理は、世界を支配しているキリスト教国家の対アラブ産油国戦略である。
現代イスラム社会は狂信的イスラム教徒の支配する国家では決してない。
われわれ日本人が、冠婚葬祭に仏式や神式を使い分け、敬虔な信者のように振る舞うが如きで、彼らのお祈りも形骸化しているのが実態だ。
イラク戦争で聖戦などと言っているが、それは自らを鼓舞する為のもの以外の何者でもない。
グローバリズムとナショナリズムの戦いも所詮経済問題が深く関わっている。
政治形態には、中央集権制と地方分権制との二つがある。
中央集権制がグローバリズムであり、地方分権制がナショナリズムである。
中央集権制の本質は独裁主義であり、独裁者が独りの人間であるか、集団であるかの違いだけだ。
日本は明らかに官僚の集団指導による独裁的中央集権制国家である。
国家元首が国民の選挙によって選ばれる共和制以外の政治形態はすべて中央集権制独裁国家がその実体である。
知事、市長が一般大衆の直接選挙によって選ばれている地方自治体は共和制である。
是否は一概に言えないが、一般大衆が自分たちの社会が中央集権制独裁主義によって政治が為されているのか、自分たちが選んだ人間による共和政治が為されているのかを自覚していないところに問題がある。
自分達の国の政り事が如何なる政治形態で為されているのかもわかっていない日本。
先ずはお年寄りと子供たちから・・・無自覚症候群と決別することである。