決別一日目

お金が誕生したのは2千年以上前のこと。
物々交換によって欲しいものを得ていた時代の人間の欲望はごく限られたもので、生きていく上で最低限必要なものを得る営みが人間社会の原点を創出していったのであり、それが家族となり、一族となり、部族となり、民族となり、そして国家へと発展してきた。
人間社会が発展していく過程での最終段階である国家の形成時に、お金の概念が生まれた。
人間社会で国家がはじめて形成されたのはギリシャ時代。
都市国家(ポリス)はアテネポリスを生み、ローマポリスを生み、大ローマ帝国へと発展していった。
その原動力になったのがお金である。
ローマ帝国は共和制国家を敷き、選挙による議員の選出をしていたが、現代のお金にまみれた民主主義選挙の原点がそこにあった。
権力の基礎にあるのがお金であるのは当時も今も何ら変わっていない。
人間の情念の奥深いところに潜んでいる(善)悪の想念。
悪の想念の最大の原動力になっているのが奪う想いである。
戦争の後に必ず起きるのが、略奪と暴行。
戦争のきっかけは、利益社会では必ず経済問題即ちお金のトラブルが原因にある。
奪う行為と表裏一体の関係にあるのがお金だ。
我が国に奪う想いがますます募っている。
お金の想念による奪う想いが人々の心に浸透していっているように思えてならない。
先ずはお年寄りと子供たちから・・・奪う想いと決別することである。