売国奴の館

九州はドーナッツ現象の島である。
福岡県、大分県、宮崎県、鹿児島県がドーナッツのリングであり、佐賀県、長崎県、熊本県がドーナッツのアナである。
支配・被支配二層構造の差別社会でたとえれば、福岡県、大分県、宮崎県、鹿児島県が支配者側の県であり、佐賀県、長崎県、熊本県が被支配者側の県なのである。
更に、
日本列島がユーラシア大陸の極東地域であるため、外来は西側からしかなく、日本列島側からすれば、外来地は極西にあたる九州島になる。
外国からの防衛最前線が九州ということになる。
その結果の九州島ドーナッツ現象に他ならない。
この事実は、ご他聞に洩れず、日本という島国であっても、人間社会の歴史は、先住民と侵略民との相克の歴史に他ならなかったのである。
そして、
インド亜大陸への侵略の歴史が、北西インドからはじまったように、日本列島への侵略の歴史は九州島からはじまったことを示唆しているのである。
先住民と侵略民の相克現象が、九州島ドーナッツ現象として表出しているのである。
宇宙レベルでも同じことが言える。
フォトンベルトは26000光年という太陽系の大きなドーナッツ現象である。
10万光年という拡さの銀河系星雲の中での、太陽系のドーナッツ現象に他ならない。
まさに、
取り囲み現象こそ、ドーナッツ現象に他ならない。
そして、
取り囲み現象において最も重要な役目を背負っているのが、売国奴の存在である。
まさに、
売国奴の役割如何によって、取り囲み現象の効果が決まり、
九州島のドーナッツ現象の背景には、売国奴の館が潜んでいたのである。
そして、
その売国奴の館こそ、長崎にあるグラバー邸に他ならなかった。
大航海時代のさきがけをつくり、欧米列強覇権植民地帝国主義によって世界を席巻する16世紀のポルトガル、スペイン、そして、スペインから独立するに及んで一気に覇権を掴んだオランダまでと比して、大英帝国の覇権の道は大きく違っていた結果、大帝国を築きあげることを可能にしたと言っても過言ではなく、大英帝国を引き継いだアメリカにおいても同様のことが言える。
まさに、
イギリスとアメリカがいつの時代でも運命共同体のような一枚岩の外交政策を採ってきた背景がここにある。
それが、
売国奴の館を先ずつくることにあった。
ポルトガル、スペインの覇権主義の陰には、キリスト教宣教師というスパイがいたように、大英帝国やアメリカの覇権主義の陰には、専門化されたスパイグループがいた。
大英帝国のMIであり、アメリカのCIAがそうであった。
そして、
長州ファイブの連中も、薩摩ナインティーンの連中もみんな、ヨーロッパ外遊のあと引き続いて、アメリカにも渡っていたのである。