肝のすわった女

女はもともと血に馴れている

人間の恐怖の一つに赤い血がある

特に真赤な血を見ると男の心は揺れる

神が人間を創ったとしたらまさに芸術家だ

男と女の関係は真赤な血で始まる

男はその血で怖さを知り

女はその血で快感を知る

そして快感がいつしか肝にすわるようになる