待つ女

何かを待って また開ける

扉が開くと あの人だ

一杯のコーヒーが 違うと言う

黙って立てるコーヒーに

映る淋しい女の涙



あれから何年 待つ女

半分あきらめ 期待する

二度と来ないと わたしは言う

黙って微笑む瞳には

これでいいのと泣く女



今夜もルージュを つけて待つ

こころ変わりも しかたない

それほど好きと 言えないわたし

うずく胸のふくらみに

待ってる男が よみがえる