第九章 矛盾が罷り通る世界

北朝鮮というクニの正式名は朝鮮民主主義人民共和国(Democratic People's Republic of Korea)である。
民主主義共和国だから国家元首は国民の選挙で選ばれるはずなのに、初代国家元首から現在の三代国家元首まで世襲制になっているという矛盾がありながら、国連で承認されているのはなぜなのか?
中国というクニの正式名は中華人民共和国(People's Republic of China)である。
人民共和国(People's Republic)だから国家元首は国民の選挙で選ばれるはずなのに、いまだ嘗て国家元首が国民の選挙で選ばれたためしがない矛盾がありながら、国連で常任理事国でいるのはなぜなのか?
ロシアというクニの正式名は(Russian Federation)であり、嘗てのソ連(Union of Soviet Socialist Republics) とは別のクニなのに、ソ連と同じ国連で常任理事国でいるのはなぜなのか?
第二次世界大戦で敗戦国となったドイツと日本は、国連の加盟を長い間承認されなかったのにである。
更に、
50近くある独裁国家がなぜ国連で承認されているのか?
主権国家の国家主権を認めているからなのか?
では、
国民国家である共和国の主人である国民の人権は守られているのか?
明らかな矛盾である。
国連などIOCと同じ(?)だ!