(その六)これから起こること

“世界の未来は進むだけ進み、
其の間、幾度か争いは繰り返されて、最後の戦いに疲れる時がくる。
其の時、人類はまことの平和を求めて、世界的な盟主を崇めなければならない。
この世界の盟主たるものは、武力や金力ではなく、あらゆる国の歴史を抜き超えた、最も古く、また、最も尊い家柄でなくてはならぬ。
世界の文化はアジアに始まってアジアに帰る。
それはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない。
われわれは神に感謝する。
われわれに日本という尊い国を作って置いてくれたことを”

武力と金力で世界を支配してきた国がアメリカであることは疑う余地がないだろう。
そのアメリカがいま瓦解しようとしている。
一つの組織が50年以上同じ状態を維持することはあり得ない。
ローマ帝国は1千年以上存続したが、50年以上繁栄を維持できた試しはない。
五賢帝時代は紀元96年のドミティアヌス帝の死から始まり、紀元180年のコモドゥス帝の登位までの84年間を指し、ネルファ帝、トラヤヌス帝、パドリアヌス帝、アントニヌス・ピアス帝、マルクス・アウレリウス帝までだが、ローマ帝国が最大の領土を誇ったのはトラヤヌス帝の頃であり、以後は衰退していて、50年以上の繁栄を誇っていない。
この頃にゲルマンの大移動が始まったからである。
モンゴル大帝国しかり。
オスマントルコ帝国しかり。
大英帝国しかり。
日本では、平安時代が1200年を誇っているが、それもしかりである。
ハプスブルグ王朝しかり。
ブルボン王朝しかり。
ロマノフ王朝しかり。
ビクトリア王朝しかり。
金力と武力の繁栄は50年以上維持することはできない。
では、万世一系の天皇家はどうなのか。
これから起こることは、その示唆に他ならない。