(その十二)主観生きもの=人間

何故人間だけが主観の生き物になったのだろうか。
人類が地上最強の生き物だからだ。
自分の上に誰もいないと主観のみになる。
平たく言えば、天狗になっているわけだ。
天狗の鼻をへし折る者がいないからだ。
増上慢になっているからだ。
科学者が所詮同じ穴の狢の宗教を小馬鹿にするのは、まさしく、天狗になっているからで、増上慢になっているからで、まさに、自分の上に誰もいないと思っているからだ。
自分(人間)の上に神を置く宗教など許せないからだ。
ところが、その増上慢こそが、主観の極みであることに気がついていない。
そういう点では、科学は宗教よりも性質(たち)が悪いと言える。
宗教が政治よりも性質(たち)が悪いのも同じメカニズムである。
政治が経済よりも性質(たち)が悪いのも同じメカニズムである。
自然の食物連鎖の法則のランクではないが、現代人間社会の中でのランクは、科学が最上位にあり、その次に宗教があり、その次に政治があり、その下に経済がある。
だから、経済が一番マシであり、その次に政治がマシであるから民主主義政治になるのであって、宗教や科学があまりにも性質(たち)が悪いからだ。