第十二章 現代版・奴隷社会の構図

近い将来に資本主義社会が消滅する。
そして、その後にやってくるのは、9万人の支配者と67億9991万人の被支配者に峻別された支配・被支配二層峻別社会だ。
まさに、超格差社会とは、支配・被支配二層峻別社会に他ならない。
まさに、超格差社会とは、現代版・奴隷社会に他ならない。
なぜなら、9万人の超金持ちと67億9991万人の超貧乏で構成されるような超格差社会は、現在のような自由競争に基づく資本主義体制の世界ではとうてい実現不可能だからだ。
結局の処、9万人の超金持ちが支配者になり、67億9991万人の超貧乏が被支配者になるだけのことである。
これは一体何を示唆しているのだろうか?
850万人の金持ちと67億9150万人が貧乏、つまり、1万人の中で13人の金持ちという格差社会なら、自由競争に基づく資本主義体制でも実現可能だが、9万人の超金持ちと67億9991万人の超貧乏、つまり、100万人の中で13人の超金持ちという超格差社会では、現在のような自由競争に基づく資本主義体制の世界で実現することは土台無理である。
畢竟、9万人の超金持ちは支配者になり、67億9991万人の超貧乏は被支配者になる。
言い方を変えれば、9万人の超金持ちは王族になり、67億9991万人の超貧乏は奴隷になる。
王族を現代風に言えば、政治家、高級官僚、大企業から成る財界人といったところだろう。
まさに、政・官・財癒着構造社会という日本の十八番だが、先進社会で蔓延しだしている。
現に、世襲政治家という日本の十八番だが、先進社会で蔓延しだしている。
まさに、現代版王族だ。
そして、医者、宗教者、弁護士、芸能人、プロスポーツ選手といった850万人の金持ちの部類に入っていた連中の大半は、やがて、奴隷に舞い戻るだろう。
王族が支配する奴隷社会では、彼らは、所詮、支配の道具に過ぎないからだ。
まさに、超格差社会、つまり、現代版奴隷社会の構図に他ならない。