第十一章 支配・被支配二層峻別社会(現代版・奴隷社会)

超格差社会が浸透しつつあるアメリカ、日本、そして、中国は、世界のGDP(国内総生産高)のトップ3だ。
GDP(国内総生産高)の世界トップ3だけで、世界の総GDP(国内総生産高)の3/4を占める。
世界の富の3/4が、アメリカ、日本、中国で占められているわけだが、更に、これらの国で金持ちと貧乏の格差が極大化しているということは、世界全体が超格差社会になりつつあることを示唆している。
前述したように、世界全体の人口68億の中、850万人の億万長者がいるという格差社会なわけだが、これが超格差社会になると、ますます、アメリカ、日本、中国で集約されていくだろう。
億万長者は850万人だが、30億円以上持っている超金持ちとなると、全世界で9万人しかいない。
アメリカの人口は2億8000万、日本の人口は1億2000万、中国の人口は13億、総計17億の人間の中に金持ちの大半がいて、その数が850万人であるのに対して、67億9150万人が貧乏というのが、1万人の中の13人の金持ちという格差社会の貧富模様である。
一方、9万人の超金持ちと67億9991万人の超貧乏で構成されるのが、100万人の中の13人の金持ちという超格差社会の貧富模様である。
だが、9万人の超金持ちと67億9991万人の超貧乏で構成されるような超格差社会は、現在のような自由競争に基づく資本主義体制の世界ではとうてい不可能だろう。
まさに、資本主義社会が消滅するのは近い将来だ。
そして、その後にやってくるのは、13人の支配者と100万人の被支配者に峻別された支配・被支配二層峻別社会だろう。
まさに、超格差社会とは、支配・被支配二層峻別社会に他ならない。
まさに、超格差社会とは、現代版・奴隷社会に他ならない。