実行九十七日目

悩みは外界からの刺激によって生れますが、それを連想することで更に増幅させます。
水と砂糖や塩の入ったガラスのコップの中を掻きまぜるようなものです。
掻きまぜれば掻きまぜるほど、水は砂糖や塩によって濁ります。
その濁りが悩みの正体です。
掻きまぜることを止めると、砂糖や塩はコップの下に落ちていって次第に濁りは消えて、透明な水に戻っていきます。
水が濁っていると大変な事態だと右往左往しますが、水が透明になると砂糖や塩のことは忘却の彼方に追いやられケロッとする。
甘い砂糖も苦い塩も関係ないのです。
『今、ここ』にいることこそ、掻きまぜることを止めることなのです。