実行三十八日目

生死は全体の荘厳な儀式であり、部分が勝手に左右する代物ではありません。
生まれる瞬間(とき)に息を吐き、死ぬ瞬間(とき)に息を引き取るのは、自分で決定するのではなく、況してや医者によって決定されるのではなく、全体が決定するのです。
現代医学は、全体の荘厳な儀式である生死、特に死の儀式を我が手中にしようとしている悪魔だと言ってもいいでしょう。
発病を以って病気若しくは生死の荘厳な儀式のはじまりだと捉えるべきです。