第五章 科学と宗教の陥穽

金持ちは一握りの人間しかなれず、その他圧倒的多数の貧乏な人間の上に成り立っている。
支配者は一握りの人間しかなれず、その他圧倒的多数の被支配者の人間の上に成り立っている。
まさに、
確率論的正規分布理論に基づく、質的優位性が量的劣位性を誘導し、質的劣位性が量的優位性を誘導した結果だと考えられてきた。
言い換えれば、
偶然性の産物だと考えられてきた。
ところが実は、
似非偶然性の産物だったのである。
そして、
似非偶然性=必然性に他ならなかったのである。
なぜなら、
科学は、似非偶然性に過ぎなかった。
宗教は、必然性だった。
そして、
科学と宗教は同じ穴の狢に他ならなかった。
まさに、
科学と宗教の陥穽がここに潜んでいた証左に他ならない。