第十八章 脱文明社会=ホンモノの自分の社会

われわれ人間の文明社会の実体は、その黎明期から、勘違いしたニセモノ社会に他ならなかった。
従って、
勘違いのないホンモノ社会を実現するには、文明社会から脱しなければならない。
まさに、
脱文明社会こそ、ホンモノ社会のキーワードに他ならない。
では、
脱文明社会とは一体どんなシロモノなのか?
逆に言えば、
文明社会の最大の特徴を列挙すれば、それらの反義語こそが、脱文明社会の最大の特徴ということができるのである。
そこで、
文明社会の最大の特徴を順に追ってゆこう。
先ず、
農耕型生活様式である。
12000年前に氷河期がおわって地球の大気温度が上がった結果、人類が狩猟型生活様式から農耕型生活様式に変わった。
まさに、
農耕型生活様式への移行こそ、文明社会の幕開け劇の第一幕だったのである。
従って、
脱農耕型生活様式こそ、脱文明社会の幕開け劇の第一幕になるだろう。
では、
脱農耕型生活様式とは、一体如何なるシロモノだろうか?
まさに、
支配・被支配二層構造から脱却した社会に他ならない。
なぜなら、
農耕型生活様式の前の狩猟型生活様式社会は、支配・被支配二層構造ではなかったからである。
現に、
狩猟型生活様式の自然社会の生きもの社会には、支配・被支配二層構造はないのがその証左である。
従って、
脱文明社会では、大統領や首相や国王や皇帝や天皇・・・といった支配者たちと、国民や庶民や大衆や農奴(百姓)や奴隷・・・といった被支配者たちとの区分けがない社会になるだろう。
言い換えれば、
ホンモノ社会では、大統領や首相や国王や皇帝や天皇・・・といった支配者たちと、国民や庶民や大衆や農奴(百姓)や奴隷・・・といった被支配者たちとの区分けがない社会になるだろう。
逆に言えば、
大統領や首相や国王や皇帝や天皇・・・といった支配者たちと、国民や庶民や大衆や農奴(百姓)や奴隷・・・といった被支配者たちとの区分けがある、現存するすべての国家、すなわち、共和制国家も、立憲君主制国家も、いわんや、独裁性国家などはすべてニセモノ社会に他ならないのである。