はじめに

拙著「文明の崩壊」の(はじめに)を先ず引用することからはじめよう。

文明の崩壊(はじめに)
過去12000年の人間社会を文明社会と呼んできた。
その間の人類の数、すなわち、人口推移から先ず紹介しよう。
2014年7月21日午前0時00分00秒・・・という『今、ここ』の人口は71億9612万500である。
2000年1月1日時点での人口は63億であった。
1900年初頭での人口は16億であった。
1800年初頭での人口は10億であった。
1700年初頭での人口は8億であった。
1600年初頭での人口は6億であった。
1500年初頭での人口は4億であった。
西暦元年初頭での人口は3億であった。
紀元前1000年初頭での人口は2億であった。
紀元前2000年初頭での人口は1億であった。
紀元前4000年初頭での人口は6800万であった。
紀元前6000年初頭での人口は3400万であった。
紀元前8000年初頭での人口は1600万であった。
紀元前10000年初頭での人口は800万であった。
紀元前12000年初頭での人口は400万であった。
要するに、
人類の数の適性数は、400万から4億程度であった。
ところが、
『今、ここ』での人類の数は、71億9612万500である。
まさに、
大群発生のエピローグに突入している証に他ならない。
大群発生のエピローグの詳細を論じるのが本作品の狙いである。

その結果、
現代人間社会は超格差社会になってしまった。
では、
みんなが豊かになれる社会は土台無理なのだろうか?
本作品の狙いである。

平成26年11月14日   木 村 順 治


第一部 豊饒社会 第二部 清貧社会
第一章 みんなが豊かな社会 第一章 “豊饒” & “清貧”
第二章 豊かさの意味 第二章 脆弱な物質的豊かさ
第三章 量子力学の陥穽の所以 第三章 客観の時代から主観の時代へ
第四章 確率論の陥穽 第四章 宗教有益論から宗教有害論へ
第五章 科学と宗教の陥穽 第五章 宗教は元祖組織論
第六章 偶然性の公正 & 必然性の不条理 第六章 宗教=元祖組織論=極拝金主義=破滅
第七章 最悪の必然性の不条理 第七章 宗教が消滅する日
第八章 最善の偶然性の公正
第九章 偶然性・必然性二元論
第十章 偶然の絶妙=必然の奇妙
第十一章 誕生=必然 & 死=偶然
第十二章 生死三元論
第十三章 二十一世紀は「超の時代」
第十四章 実体・現象・本質
第十五章 意識の結晶化
第十六章 自己想起
第十七章 文明社会=ニセモノの自分の社会
第十八章 脱文明社会=ホンモノの自分の社会
第十九章 脱文明社会=ホンモノの自分の社会のキューバ
第二十章 豊饒社会=清貧社会


おわりに

「豊饒社会(みんなが豊かな社会)」第一部では「豊饒社会」の概要について論じた。
「豊饒社会(みんなが豊かな社会)」第二部では「清貧社会」の詳細について論じた。
従って、
「豊饒社会(みんなが豊かな社会)」第三部では「豊饒社会」の詳細について結論から依拠への展開をしてみよう。
言い換えれば、
「豊饒社会(みんなが豊かな社会)」第三部では「豊饒社会」の詳細について帰納法的展開をしてみよう。
従って、
「豊饒社会(みんなが豊かな社会)」第三部は、第二十章からはじめ第一章で終えることになる。
そこで、
この作品のここまでのキーワードは、“豊饒=清貧”に尽きるであろう。
まさに、
“豊饒=清貧”という気づきは、革命的発見に他ならない。
そこで、
大金持ちのことを素封家(そほうか)と呼ぶ。
まさに、
成金ばかりの現代社会では、滅多に見られないのが素封家(そほうか)である。
封建制度の中世のヨーロッパで生まれた言葉で、素とは“無い”という意味で、“封”は封建の封であって、封禄・封土を持たないもともとの金持ちからの語源である。
まさに、
生まれもっての金持ちである。
そして、
彼らは、禄(お金)や土(土地)に執着しない金持ちで、まさに、清貧を地でいくような連中である。
まさに、
豊饒=清貧=素封の証明に他ならない。

平成27年5月24日   新田論