第四章 進化して行く人

組織の最小単位である家族の崩壊が既に始まっている。
一方、
組織の最大単位である国家の崩壊も既に始まっている。
つまり、
すべての組織の崩壊が既に始まっている。
この事実は一体何を示唆しているのでしょうか?
まさに、
人類の更なる進化の時期に差し掛かったことを示唆しているのです。
言い換えれば、
組織社会→個人社会に進化することに他ならない。
更に言い換えれば、
組織→個人に進化することに他ならない。
まさに、
進化できないでいる猿こそ組織社会の猿に他ならない。
まさに、
進化できないでいる人類こそ組織社会の人に他ならない。
逆に言えば、
進化してきた猿こそ個人社会の猿に他ならない。
逆に言えば、
進化してゆく人類こそ個人社会の人(個人)に他ならない。
まさに、
個人社会の個人たる所以が進化してゆく人に他なりません。
まさに、
人類が猿から進化したとするなら、なぜ、猿が今でも存在するのでしょうか。
猿でもいまだに進化できていない猿がいるわけです。
では、
進化して人類になった猿と、進化できないで猿のままでいる猿とは、一体何処が違うのでしょうか。
まさに、
“地獄の一丁目には閻魔大王さんがいて、嘘をついたら、盗んだら、人殺しをしたら、悪いことをしたら、自殺したら、あの世で地獄に行かなければならない”
という考え方を、子供の頃に親を中心に大人から叩き込まれ、そういう親や大人たちも、彼らの親やその頃の大人たちから、同じ考え方を叩き込まれ、いまだに進化できていない猿まで辿り着くわけです。
いつか、人類が進化した最先端の生きものが、人類を見て、なぜ人類が今でも存在するのかと思われる時代がやってくることを示唆しているのです。