地獄のすすめ
はじめに

“地獄の一丁目には閻魔大王さんがいて、嘘をついたら、盗んだら、人殺しをしたら、悪いことをしたら、自殺したら、あの世で地獄に行かなければならない”
子供の頃に親を中心に大人から叩き込まれた考え方が信念となって、一生持ち続けて生きてきたわけです。
そういう親や大人たちも、彼らの親やその頃の大人たちから、同じ考え方を叩き込まれてきたわけで、延々と人類の祖先まで辿り着くわけです。
更に、人類の祖先である猿人、そして、猿へと辿り着くわたしたち人間は、みんな猿から叩き込まれた信念を今でも持ち続けているのでしょうか。
人類が猿から進化したとするなら、なぜ、猿が今でも存在するのでしょうか。
猿でもいまだに進化できていない猿がいるわけです。
では、
進化して人類になった猿と、進化できないで猿のままでいる猿とは、一体何処が違うのでしょうか。
まさに、
“地獄の一丁目には閻魔大王さんがいて、嘘をついたら、盗んだら、人殺しをしたら、悪いことをしたら、自殺したら、あの世で地獄に行かなければならない”
という考え方を、子供の頃に親を中心に大人から叩き込まれ、そういう親や大人たちも、彼らの親やその頃の大人たちから、同じ考え方を叩き込まれ、いまだに進化できていない猿まで辿り着くわけです。
いつか、人類が進化した最先端の生きものが、人類を見て、なぜ人類が今でも存在するのかと思われる時代がやってくることを示唆しているのです。
そうならない前に、
“地獄の一丁目には閻魔大王さんがいて、嘘をついたら、盗んだら、人殺しをしたら、悪いことをしたら、自殺したら、あの世で地獄に行かなければならない”
という考え方に終止符を打たなければなりません。
まさに、
“地獄のすすめ”の所以です。

平成22年5月27日   新 田  論


第一章 地獄=眠りこけた意識
第二章 猿回し=モンキービジネス
第三章 モンキー人間の行末
第四章 進化して行く人
第五章 新人類の誕生
第六章 人類の存在意義
第七章 天国と地獄の世界観
第八章 地球の行末を握る月
第九章 新人類の特徴


おわりに

新人類のキーワードは、
“エデンの園への回帰”です。
そこで、
“エデンの園への回帰”とは、
エデンの園へ戻ることではありません。
言い換えれば、
エデンの園へ戻るとは、
始点に戻ることに他なりません。
一方、
エデンの園に回帰するとは、
終点に着くことに他なりません。
その間には、
永い遠い円周があったのです。
まさに、
人類が人間に変身してきた永い遠い旅があったのです。
そして、
その帰結としての“エデンの園への回帰”に他ならないのです。
表現を換えれば、
始点のエデンの園とは、
天国も地獄もない世界のことです。
円周の人間社会とは、
天国が好くて、地獄が悪い世界のことです。
終点のエデンの園とは、
天国=地獄の世界のことです。
そして、
地獄が実在で、天国は地獄の不在概念に過ぎないのです。
まさに、
“地獄のすすめ”の所以です。

平成22年6月4日   新 田  論