第七十二章 必要善の死・必要悪の死

他の生き物にとっては、地球との約束事しかありません。
従って、彼らは一年365日、一日24時間、地球に対する義務的継続行為、逆に言えば、自分に対する非義務的継続行為を100%して生きている。
犬が一日24時間の中18時間、猫が19時間眠っているのは、地球に対する約束事、つまり、必要善なのです。
人間が一日24時間の中8時間眠っているのは、自分に対する約束事、つまり、必要悪であって、地球に対する約束事、つまり、必要善ではないのです。
犬や猫が食べているのは、地球に対する約束事、つまり、必要善なのです。
犬や猫が交尾をしているのは、地球に対する約束事、つまり、必要善なのです。
人間が食べているのは、自分に対する約束事、つまり、必要悪であって、地球に対する約束事、つまり、必要善ではないのです。
人間がセックスをしているのは、自分に対する約束事、つまり、必要悪であって、地球に対する約束事、つまり、必要善ではないのです。
犬や猫は病気になることなどありません(但し、ペット化した犬や猫は人間と同類です)。
人間だけが病気になる。
犬や猫は自然死、つまり、自殺する(但し、ペット化した犬や猫は人間と同類です)。
人間だけが病死する。
結局の処、地球に対する約束事で生きている者はすべて自殺するのです。
一元論を基にしているなら自然死。
三元論を基にしているなら自殺。
二元論を基にしている者だけが、他者によって殺される羽目になるから、死の恐怖に苛まれる人生を送ることになるのです。