第六十八章 必要善と必要悪

地球に対する義務的継続行為は自分に対する非義務的継続行為になり、自分に対する義務的継続行為は地球に対する非義務的継続行為になります。
従って、他の生き物にとっての非義務的継続行為である睡眠は地球にとっての義務的継続行為であり、人間にとっての義務的継続行為である睡眠は地球にとっての非義務的継続行為に他なりません。
人間にとっての睡眠が必要悪である根拠は、地球にとって非義務的継続行為であるからです。
他の生き物にとっての睡眠が必要善である根拠は、地球にとっても義務的継続行為であるからです。
犬や猫が一日の大半を眠っているのは、必要善から来る地球に対する義務的継続行為をしているからです。
わたしたち人間が睡眠薬を飲まないと眠れないのは、必要悪から来る地球に対する非義務的継続行為をしているからです。
必要悪とは、地球に対する非義務的継続行為、逆に言えば、自分に対する義務的継続行為に他なりません。
必要善とは、地球に対する義務的継続行為、逆に言えば、自分に対する非義務的継続行為に他なりません。
自己固有の自転周期、つまり、一日と、公転周期、つまり、一年が決定されるのは、一重に地球に対する義務的継続行為、つまり、自分に対する非義務的継続行為に依るのであります。
睡眠を多く採れば採るほど、わたしたち人間は必要悪(悪徳)を積み重ねているのであり、睡眠を少なくすればするほど、必要善(善徳)を積み重ねているのです。