第四章 病気=生の活性化

人間という生き物は現象だけを捉える習い性があります。
つまり、上面だけで何事も判断しようとする。
現代医療が対症療法と言われている理由です。
痛かったら、痛い部分だけを治す。
苦しかったら、苦しい部分だけを治す。
こういった対症療法は百害一利の代物なのです。
一利とは一時的な痛み・苦しみの解放ですが、百害が潜んでいることを無視している。
何故こんな馬鹿げたことを繰り返すのか。
先伸ばしの癖がついているからでしょう。
一体何を先伸ばしするのか。
死の問題の先伸ばしに他ならない。
一害、二害、三害・・・九十九害、そして最終ゴールの百害が死に他ならない。
死を究極の害とみなしているのが、百害を先伸ばししている原因です。
病気の根源は死に至るのではなく、生の活性化の為にあるのに、病気の根源を害だとみなしている。
この世の中に存在しているものに害など一切ない。
人間が錯覚生き物と言われる理由です。
病気が死の原因だと勘違いしている。
病気は生の活性化のための抗体活動の一貫であるのに、病気を敵視するのが現代医療なのです。
死を究極の害、つまり、百害と勘違いしている限り、人間社会から病気の苦しみはなくならないし、死の苦しみもなくならないでしょう。