第三十五章 有機物(生命体)の死

自身の重さとは、有機(システム間)の引力、つまり、万有引力に他ならない。
有機物(生命体)自身の重さに耐えきれなくなると、有機物が無機物になる。
有機物(生命体)の死とは、無機物に帰ることです。
死ねば母なる大地・地球に戻るとは、有機物が無機物に戻ることに他ならない。
従って、有機たる所以は自身内における万有引力の発揮であり、無機たる所以は自他間における万有引力の発揮に他ならない。
地球という惑星(子星)の死は、太陽という恒星(親星)との間の万有引力の均衡が破れた結果起こります。
有機物(生命体)であるわたしたち人間の死は、有機(システム間)の引力、つまり、万有引力の均衡が破れた結果起こります。
有機(システム間)の引力、つまり、万有引力の均衡が破れる原因に、地球の重力が深く関わっていることは言うまでもありませんが、有機(システム間)の引力の均衡が有機物(生命体)の死の直接の原因であり、有機物の有機物たる所以がここにあります。
地球の重力との均衡が破れることによって起こる他の生き物の死は自然死、つまり、死期がわかる全体感の自殺です。
有機(システム間)の引力、つまり、万有引力の均衡が破れることによって起こる有機物(生命体)であるわたしたち人間の死は、病死・事故死といった死期のわからない部分観の他殺です。
従って、死には有機物から無機物に帰る死と、無機物間の死の二つの形態があり、わたしたち人間だけが有機物から無機物に帰る死に方をする。
知性とは有機性のことであり、知力とは有機(システム間)の引力に他ならず、知力の均衡が破れた結果起こるのが、病死・事故死といった死期のわからない部分観の他殺です。