第三十九章 目覚めの切り口

神の概念は人間によって捏造された。
時間の概念も人間によって捏造された。
だから、
死の概念が人間だけに生まれた。
“自分もいつか必ず死ぬ”
こんな自己矛盾は自然(地球)や宇宙の法則にはありません。
従って、
“自分は必ず死ぬ”と確信するなら死期が決定されていなければならない、つまり、自殺するしかないという(正しい)死の観念を持つと、時間の概念も(正しい)時間の観念を持つことになり、神の概念も(正しい)神の観念を持つようになります。
概念とは間違った観念である所以です。
観念とは正しい概念である所以です。
時間の概念とは、過去・現在・未来という水平的世界(量的物差しの世界)の時間のことで、わたしたちが所謂時間(実時間)と称しているものです。
時間の観念とは、『今、ここ』という垂直世界(質的物差しの世界)の時間のことで、所謂虚時間のことであります。
神の概念とは、水平的世界(量的物差しの世界)の神のことで、宗教という名の下の所謂擬人化された、人間社会だけ(部分観として)の神のことです。
神の観念とは、垂直世界(質的物差しの世界)の神のことで、信仰という名の下の所謂自然(地球)や宇宙との全体感のことであります。
神の概念=時間の概念=死の概念
この自己矛盾を突き破り目覚めるには、神の観念若しくは時間の観念若しくは死の観念の何れかを切り口にするしかありません。