第二十四章 地球への懺悔

“死は随所にある”ことを感じながら生きている野生の生き物は五感で自然との一体感を感じている。
自然、つまり、地球のことを母なる大地と信じている。
“死はいつか必ずやって来る”ことを考えながら生きているわたしたち人間は五観で自然との部分観を考えている。
自然、つまり、地球のことを搾取の対象と考えている。
土地を自分たちのものだと思い領土争いをする。
金や石油を掘り起こしては金儲けの手段に利用して、挙句の果てに、その利権争いのために戦争をする。
放射性元素を利用して原子爆弾をつくり、核実験という名目で数え切れないほど地球を傷つける。
人間はまさに地球を搾取の対象と考えていると言われても仕方ない。
その張本人は、政治家と経済人と科学者であります。
宗教者も彼らに与した輩です。
つまり、権力と金力と名誉を貪る連中であります。
こういった連中がトップに立つ人間社会を、地球はもう許してくれません。
やはり、人間の根本的価値観を変えなければならない。
その鍵は、“死はいつか必ずやって来る”という支離滅裂な考え方から、“死は随所にある”という考え方に変えることにあるのです。