第八十三章 開放型自由社会主義―社会モデル(3)

地球環境重視の社会

「人口のバランスの取れた社会」でも述べた通り、全世界的に見ると、後進国の貧困層で人口が急増しています。
「地球環境重視の社会」でも、やはりキーポイントは人口急増の抑制であります。
地球にとって一番負荷が掛かる生き物が人間です。
物理的に言うと、地球上に生息する人間全体の重量のため地球の回転速度が速くなっている。
宇宙の星というものはコマとよく似ていて、自己の質量が増えれば増えるほど重力が強くなる結果自転速度が増します。
地球もどんどん自転速度が増しているのです。
そうしますと今までの時間の間隔に変化が生じるわけで、その影響で地球の一日も短くなっていき、その結果、生活のリズムが変わります。
生活のリズムが変わると、普段の状態から病気や悩みを持つ異常な状態に変わります。
時間と力の関係に変化が生じた結果で、昨今の異常気象もその影響であります。
更に、人口が多過ぎることで、人間だけが地球から得られる資源の分捕り合戦に血眼になっている結果、他の生物とのバランスを極端に欠いた状態を生み出しているのです。
他の生物の犠牲の上に現代人類社会は成立しており、母なる大地・地球自身に多大な負荷を掛けているのです。
それでは、どうすれば人口を抑制出来るでしょうか。
先に述べた通り、世界レベルでの「衣・食・住の心配がない社会」を達成する必要があります。
『二十一世紀のイデオロギー』で申し上げて来たことは、全て互いの因果関係を構築しているのです。
そこで地球環境問題と言えば、以前は先進工業国の問題であり、しかもその国の工業地帯周辺等限られた地域の話でした。
しかし、現代では異常気象、温暖化、酸性雨、オゾン層破壊、砂漠化、森林破壊、土壌汚染等、原因の多くが先進国に関わっているとはいえ、その影響は後進国や人の住んでいない地域まで及んでいます。
地球全体の問題にまで発展しているのです。
家庭や都市や国家単位で考えるのではなく、全体(地球)で考える必要があります。
全体がよくならないと部分はよくなるはずがありません。
我々が住んでいる所は地球であるという事を自覚して、地球環境保全の為に
ひとり一人が出来る事を今すぐに取り組む必要があります。
そういったひとり一人の意識と行動の積み重ねが大きな力となるのです。
緑豊かな美しい地球を守るのは我々ひとり一人です。