第八章 高度自由=高度民主

自由民主主義などと訳のわからないイデオロギーが罷り通っているのが現代日本社会であります。
戦後60年、この自由民主主義が独裁政権を維持してきた。
政治家は自由主義を謳歌し、役人は民主主義を謳歌した結果、表面上は偽の自由主義が支配し、実質は偽の民主主義が支配する、いわゆる集団独裁国家が現代日本であります。
政治家は表面上は国民の選挙によって選ばれ、一見自由競争の原理が機能しているように見せかけて、実体は世襲制である。
役人は表面上は国民の中からエリートが選ばれ、一見啓蒙主義の原理が機能しているように見せかけて、実体は支配者側で固める。
つまり、支配・被支配二層構造と世襲・相続の差別制度による自由民主主義という集団独裁主義国家になっているのが戦後日本の国家形態に他ならないのです。
北朝鮮が単独独裁主義国家であるのに対して、日本は集団独裁主義国家であって、同じ独裁国家であることには何ら変わりはないのです。
アメリカを筆頭に訳のわからないサミットと称せられる国々の国家形態は中国とロシアを除いてみんな自由主義と民主主義が対立する二元論をベースにしている。
日本は自由民主主義という、民主は好いことで自由は悪いとする好いとこ取りの相対一元論をベースにしている。
だから政治家はみんな世襲制で選ばれる。
中国とロシアは共産独裁主義という、共産は好いことで独裁は悪いとする好いとこ取りの相対一元論をベースにしている。
だから政治家はみんな共産党員から選ばれる。
自由民主主義=共産独裁主義に他ならない証左であります。
高度自由主義=高度民主主義こそが、自由主義と民主主義の好いとこ取りの相対一元論も、自由主義と民主主義の二元論をも超えた、つまり、支配・被支配二層構造と世襲・相続の差別制度を脱却した三元論的国家形態なのです。