第一話 白隠さんの不始末

白隠さんの松蔭寺の檀家の一人が えらいけんまくで 怒鳴り込んできた

自分の娘が 白隠さんの子供を孕んだという

白隠さんが 言いました 「えらい すみません」

そして 娘は子供を産みました

その親父は 子供を白隠さんに 押し付けた

白隠さんは その子供を 三年育てました

子供を産んだ娘は 実は村の若い青年と間で できた子供だったのです

良心の呵責と 子供に対する想いで 親父に告白しました

親父は 恐縮して 白隠さんのところへ行って 子供を返して欲しいと言いました

白隠さん 答えて曰く「あ、そう。どうぞ」