神はすぐ傍
はじめに

私たち人間は、もういい加減、自分に問いかけてみるべきです。
『人間とは、一体何者?』
『自分とは、一体何者?』
まさに、
『人間原理』の人間とは、『万物の霊長』としての人間に他ならないのに、悪魔の世界の様相です。
まさに、
あなた自身(自分)が、人間として生きるか?
あなた自身(自分)が、人間として生きないか?
問題はこのことだけです。
つまり、
他者には一切関わりのないことです。
まさに、
あなた自身(自分)がいるのは、自分独りの世界なのです。
では、
自分独りの世界と、今まで考えてきた従来の世界とは、一体何が違うのでしょうか?
それを論じるのが、この作品の狙いです。
2011年4月11日 新 田  論


Chapter 1 過去は変えることができる
Chapter 2 この世はバクチの世界
Chapter 3 戦争はバクチをする神の所為
Chapter 4 バクチ勝利法
Chapter 5 バクチ=人生に問題がある
Chapter 6 道から外れた人生
Chapter 7 堂々めぐりの人生
Chapter 8 確定の世界 & 不確定の世界
Chapter 9 成就する世界 & 成就しない世界
Chapter 10 『今、ここ』の世界 & 現在の世界
Chapter 11 不特定多数の自分(エゴの自分)
Chapter 12 ジャンプするのは自分ではない
Chapter 13 自分とは一体何者?
Chapter 14 世界?
Chapter 15 自己否定=清水の舞台からのジャンプ
Chapter 16 死の発見=革命的発見
Chapter 17 静止宇宙から運動宇宙へ
Chapter 18 『静止宇宙』=空の世界 &『運動宇宙』=色の世界
Chapter 19 ビッグバンなどなかった!(1)
Chapter 20 ビッグバンなどなかった!(2)
Chapter 21 ビッグバンなどなかった!(3)
Chapter 22 複数の宇宙=複数の自分
Chapter 23 第2の軸の時代
Chapter 24 21世紀は死を超える世紀
Chapter 25 『今、ここ』でビッグバンは起こっている
Chapter 26 大宇宙 & 小宇宙
Chapter 27 ビッグバンの真の意味
Chapter 28 過去も未来もない、あるのは『今、ここ』
Chapter 29 “自分は”という自我意識(エゴ)& “他者は”という他我意識(エゴ)
Chapter 30 二種類のエゴ
Chapter 31 対立か?仲間か?
Chapter 32 自分と他者は同じ自分
Chapter 33 独りの世界
Chapter 34 独りの世界の自分と他者
Chapter 35 “他者は” & 他者
Chapter 36 自分独りだけの宇宙
Chapter 37 確定的な静止宇宙 & 不確定的な運動宇宙
Chapter 38 静止宇宙は何処に?
Chapter 39 確定寿命 & 不確定寿命
Chapter 40 神の存在意義が消滅する時代


おわりに

この作品のChapter37【確定的な静止宇宙 & 不確定的な運動宇宙】を配信した2011年5月17日に物理学者のスティーブン・ホーキングが遂にローマバチカンの反撥を覚悟の上で「天国も死後の世界もない、天国や死後の世界は、暗闇を怖れるゆえのおとぎ話に過ぎない・・・」と世界に発表しました。
最終章Chapter40【神の存在意義が消滅する時代』で締めましたように、まさに、二十一世紀は宗教が消滅する世紀に間違いなくなる予兆の一つではないでしょうか。
あなた自身(自分)がいるのは、自分独りの世界なのです。
では、
自分独りの世界と、今まで考えてきた従来の世界とは、一体何が違うのでしょうか?
それを論じるのが、この作品の狙いでした。
10年前に「神はすぐ傍」Part(I)からPart(III)を書いた時点の著者の心境と、いまこうして、Part(IV)からPart(VI)を書き終えた時点の心境は、まるで別人のようです。
神を「時間」と置き換えて書いた10年前に対して、神の存在を論議するどころか、神という概念すら欺瞞であると断じたいまの心境を如実に表わしているのが、最終章(第四十章)「神の存在意義が消滅する時代」であり、そこでこの作品の締めくくりにするのが妥当だと判断した次第です。
10年前から「二十一世紀には宗教が消滅する」と論じてきたわけですが、その内容において大きく変わりました。
それは一重に著者自身の変化であり、その変化模様は、まさに、円回帰運動そのもののようです。
「神はすぐ傍」を書き出したのは、ベルリンからクラクフへの旅の中でしたが、その前に書いたのが日本での「神の自叙伝」であり、そして、ラスベガスでの「心の旅の案内書」でした。
円回帰運動を完結するためには、次の作品は「神の自叙伝」、そして、その次の作品は「心の旅の案内書」ということになるのでしょうか?
そして、「神の自叙伝」は「鬼神」に連動しているわけですから、やはり、「鬼神冬子」を完結することになるのでしょうか?
それは、流れに任せてみたいと思います。

2011年5月20日 新 田  論