Chapter 8 神の一撃=唯一の力が時間の生みの親?

“静止の暗闇と沈黙と無臭と無味と無触覚の絶対宇宙”から神の一撃で、“運動の光と音と匂いと味と肌触りの相対宇宙”が誕生した。
現代科学では、その瞬間(とき)をビッグバンと称し、その瞬間(とき)から「時間」がはじまったと云っています。
そして、
「時間」がはじまった瞬間(とき)、静止絶対宇宙から運動相対宇宙に変ったというわけです。
まさに、
ビッグバン直後に起こった、
唯一の力の中、
先ず、
重力が唯一の力から分化したのが1044分の1秒後。
そして、
次に、
強い力が唯一の力から分化したのが1036分の1秒後。
そして、
最後に、
弱い力と電磁気力が唯一の力から分化したのが1011分の1秒後。
つまり、
神の一撃とは唯一の力ということになります。
更に、
唯一の力の正体は未だにわからないのです。
更に、
これからもわからないだろうと科学は言っているのです。
なぜなら、
弱い力、電磁気力に、強い力を統一する、大統一理論は間もなく可能になるが、弱い力、電磁気力、強い力に重力を統一するのはほぼ不可能だと云っているからです。
更におかしいのは、
ビッグバン説では、マクロ宇宙を支配する重力が先ず分化され、ミクロ宇宙を支配する強い力、弱い力、電磁気力の分化はその後に為されたのなら、先ず、マクロ宇宙から生成されなければならないはずです。
ところが、
ビッグバン説では、先ず、宇宙は水素原子の誕生からはじまっているわけです。
つまり、
ミクロ宇宙から生成されているのは解せない。
だから、
重力を統一するのは不可能なのでしょうか?
彼らは云います。
重力だけは、マクロ宇宙のみならずミクロ宇宙にもその力を及ぼしていると。
だが、
その力は、他の三つの力に比べて極めて微小だと。
ここにも、科学の欺瞞性が見え隠れしているように思えてなりません。