Chapter 48 不確定性原理の真意

なぜ、
宇宙は円運動しているのでしょうか?
逆に問えば、
なぜ、
宇宙は線運動していないのでしょうか?
結局の処、
映像の世界とは、
“運動の光と音と臭と味と触覚の世界”に他ならないのです。
実在の世界とは、
“静止の暗闇と沈黙と無臭と無味と無触覚の世界”に他ならないのです。
結局の処、
実在宇宙はやはり静止していたのです。
言い換えれば、
映像宇宙だから、
三つ子素数は、3、5、7しかないという考え方、
秒速300、000キロメートルの光速度を超えるものは一切ないという考え方、
になるわけです。
一方、
実在宇宙では、
三つ子素数は、3、5、7以外にもあるかもしれないという考え方、
秒速300、000キロメートルの光速度を超えるものはあるかもしれないという考え方、
になるわけです。
では、
この違いは一体何を示唆しているのでしょうか?
まさに、
映像宇宙だから、何事も確定できると考えるのです。
一方、
実在宇宙では、何事も確定できないのです。
まさに、
“運動しているものの位置は確定できないし、
 静止しているものの速度は確定できない”
まさに、
ハイゼンベルグの不確定性原理の本意はこうでなければなりません。
つまり、
量子力学の世界(ミクロの世界)だけではなく、すべての世界において、確定できるものなどないわけです。
よくよく考えてみれば当たり前のことで、科学者でなくとも、誰でもわかることです。
つまり、
運動の世界と静止の世界を両立できないわけです。
そして、
静止の世界が実在で、運動の世界は静止の世界の不在概念に過ぎないわけです。
そうしますと、
嘗て、四つの力を統一するのが科学者にとっての究極の目標と云いながら達成できず、最近では、宇宙には統一された法則などなく、無数に近い宇宙があり、それぞれの宇宙でそれぞれの法則がある、と主張しだしているM理論とは、
まさに、
三つ子素数は、3、5、7以外にもあるかもしれないという考え方、
秒速300、000キロメートルの光速度を超えるものはあるかもしれないという考え方、
に他ならないのです。
言い換えれば、
新田哲学で言う処の「三の法則」、
つまり、
(1)「全体と部分の相対性の法則」
(2)「二元論」
(3)「在り方と考え方」
の「三の法則」が宇宙を支配しているのです。
まさに、
スティーブン・ホーキングの最新著作「ホーキング宇宙、人間を語る」にある『M理論』とは、新代哲学で言うところの「三の法則」の固有項と共有項の論理に他ならないのです。