Chapter 41 素数は無限に存在しない

光の速度は秒速300、000キロメートルという有限速度である。
つまり、
光の速度は無限速度ではない。
同じように、
三つ子素数は3、5、7しかないという有限数である。
つまり、
素数は有限数である、
言い換えれば、
素数は無限に存在しない。
なぜなら、
素数には基準があって、数の特異点があるからです。
そこで、
Chapter33「数の特異点」を思い出してください。
つまり、
特異点とは、
ある基準の下、その基準が適用できない点のことである。
従って、
特異点は基準があってはじめて認識され、「〜に関する特異点」という呼ばれ方をする。
天文物理学では、
重力に関する特異点が考えられ、重力の特異点と言う。
つまり、
重力の基準が適用できない点(場所)を重力の特異点と呼び、ブラック・ホールになった星には、重力の特異点がある。
そうしますと、
数の特異点というものを考える場合、
先ず、
数の特異点は数の基準があってはじめて認識され、「数に関する特異点」という呼ばれ方をする。
そして、
数の基準が適用できない点(数)を数の特異点ということになる。
では、
数の基準とは一体何でしょうか?
まさに、
数の基準の数とは、素数に他ならないのです。
なぜなら、
自然数には特異点がありません。
なぜなら、
nの次の自然数は(n+1)というように、自然数は式化できるからです。
言い換えれば、
自然数には、基準外の数がないからです。
ところが、
素数には基準外の数があります。
なぜなら、
素数の基準とは、
「1よりも大きく、1と自分自身では割り切れるが、それ以外の数では割り切れない数」であり、
基準が適用できない数とは、0と1に他ならない。
つまり、
0と1は、ゼロと一に他ならず、
0と1以外の素数、
つまり、
2、3、5、7・・・の基準が適用できない数ということなるわけです。
まさに、
ゼロと一は数の特異点であり、ゼロと一は、数の基準が適用できない数ということになります。

従って、
素数は、基準がなく、従って、数の特異点がない自然数のように無限に存在することはあり得ません。
つまり、
素数は有限数なのです。
つまり、
素数は無限に存在しないのです。